サイトをリニューアルしました
地下天気図のサイトをリニューアルしました。また説明も少し追加しました。
まず、この地震でお亡くなりになられた方に心よりお悔やみ申し上げます。
東海大学では、大阪を中心とする近畿圏で静穏化の異常が続いている事をDuMAニュースレターで報告してきましたが、これが静穏化に対応する地震であるかは微妙な所です。観測網の進歩により、震度計の数が昔の何百倍にもなっているのも大きな震度が出る原因です。
地震の規模が静穏化の異常の大きさに比べて小さいため、上の近畿地方に広域に広がる異常に対応する地震としては、マグニチュードが小さすぎるかもしれません。今後も十二分の注意が必要と考えています。
関連する情報を地震予知・火山津波研究部門のトップページに掲載しました。
2018年4月9日午前1時32分、島根県西部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、震度5強を記録しました。この地震は2017年以降、陸域で初めてマグニチュード6を越えた内陸直下型地震でした。この地震に関する情報を追加しました。
4月14日夜から、熊本県で震度7を記録する地震が発生しました。お亡くなりになられた方、被災された方に心よりお悔やみ・お見舞い申し上げます。
メディアでは震度7を観測した事が突出して取り上げられていますが、これは内陸で発生した浅い地震のためで、東日本大震災で観測された広域的な震度7とはかなり性質が違います。今後阿蘇山をはじめとする、九州各地の火山の活動活発化が懸念されます。
2008年3月に福岡市を襲った福岡県西方沖地震が発生しましたが、その時割れ残った福岡市直下の警固(けご)断層で地震活動の異常が報告されています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/231660
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