平成11年度第3回電気通信大学公開講座

地震予知は不可能なのか?


 地震の短期予知の有力な候補が電磁気現象です。本講座では (1)地上観測、(2)電波サウンディング、(3)衛星観測、(4)リモートセンシングなどのすべての分野での最新の成果をわかり易く説明し、地震予知の可能性を考えます。


日程及び講師

10月5日(火) 理化学研究所地震国際フロンティア研究プログラムリーダー 上田誠也
        「地震予知の現状」

10月12日(火) 東海大学地震予知センター長 長尾年恭
        「地電流測定(VAN法)による地震予知及び地上での各種電磁気観測」

10月19日(火) 電気通信大学電子工学科教授 早川正士
        「地震に伴う大気中や電離層中での観測と地震予知」

10月26日(火) 宇宙開発事業団地震リモートセンシングフロンティア研究招聘研究員 オレグ・モルチャノフ
        「宇宙(人工衛星)からの地震予知」
         電気通信大学電子工学科教授 早川正士
        「地震予知研究の国際的動向」

* 時間は全日程とも18:00から19:00まで

10月25〜26日は資源・素材学会地下計測部門委員会の「第5回地下電磁計測ワークショップ」が開催されます。
* プログラム

会   場:電気通信大学学内教室
募集人数:50名程度
講 習 料:無料
対 象 者:一般
申込方法: 1. 直接、電気通信大学学生部教務課(1番窓口)へ申込書を持参していただく。
       2. 電話で予約状況を確認のうえ、申込書を郵送していただく。
申込期間:平成11年9月20日(月)〜9月30日(木) [土・日を除く] 10:00〜16:00
申 込 先:〒182-8585
      東京都調布市調布ヶ丘1-5-1(京王線調布駅北口下車徒歩5分) [0424-43-5073]
      電気通信大学学生部教務課 担当:谷本

関連リンク

地震国際フロンティア研究
地震リモートセンシングフロンティア研究
電気通信大学電子工学科早川研究室
ISTC-417R:宇宙からの地震電磁気モニター
衛星による地震予知の可能性をもとめて
フランスの地震電磁気観測衛星DEMETER
地球電磁場環境観測衛星ELMOS
人工衛星のデータ解析を続ける宇宙開発事業団(1999.2.7 週刊読売)
ロシアの地震電磁気観測衛星Predvestnik-E(Space News, May 3)
ロシアの宇宙ステーション利用計画について(第21回宇宙ステーション利用計画ワークショップ)
* 詳細は「火星探査より地震予知を」というタイトルでアエロスペース・クーリエ Vol.3に掲載されています
・ユニークな研究開発をビジネスへ生かす〜技術開発における日ロ協力の可能性〜[ジェトロセンサー 99.7]
SEMS研究会

「地震調査研究の推進について(案)」に対する意見募集の結果及び寄せられた意見に対する
 総合的かつ基本的な施策に関する小委員会の考え方について