趣 旨
リモートセンシング関係者の基本データである地球観測衛星データの入手に関して大きな問題が持ち上がりました。宇宙開発事業団(NASDA)の地球観測予算の削減のため、NASDAはRADARSAT・SPOT・IRSの受信を取り止めるとのことです。
一方、明るい話題もあります。Terra/ASTERはデータが公開されました。また、高分解能商業衛星(IKONOS)が打ち上がり、このデータの販売が昨年開始されました。さらに別の高分解能商業衛星(QuickBird)、ハイパースペクトル機能と高分解能の2つセンサを持つ衛星(OrbView4)及び地震電磁気観測衛星(DEMETER)等の打ち上げが計画されています。
農林水産研究計算センターでは昨年7月からSIDaBによる衛星データの配布を開始したところですが、更に新たなデータの提供を開始できるようにシステム拡充を計画しています。研究機関が独法化されたあとの各機関のリモートセンシング関係の活動がどの様になるのかという情報が伝わっておりません。
つくばのリモートセンシング研究の状況を理解し、各機関および関係者の力を合わたデータへのアクセス性を増すための会合を開催いたします。主 催:衛星データ利用に関するつくば会合推進委員会プログラム
後 援:衛星リモートセンシング推進委員会
準備委員会:農林水産研究計算センター、農林交流センター、農業環境技術研究所、防災科学研究所、地質調査所等
(一部機関は担当者レベルの参加です)
日 時:2001年2月19日(月)午前10:30~午後5:00
場 所:農林水産技術会議筑波事務所1階 第4・第5会議室
〒305-8601 茨城県つくば市観音台2-1-2
(農林団地中央バス停徒歩3分)
両方を参照ください
東京からは、東京駅八重洲南口発、筑波山行き9:10-農林団地中央10:08が便利です。* 発表内容の詳細はhttp://www.affrc.go.jp/com/riyou/に掲載される予定です。
挨拶
片山秀策(農林水産技会筑波研究交流管理官)・
藤縄幸雄(防災研先端技術部長)10:30-10:40
NASDAの衛星データ受信と配布について 森山 隆(NASDA) 10:40-11:00 RESTECの衛星データ受信と配布について 伊藤恭一(RESTEC) 11:00-11:20 ASTERデータの配布について 丸山裕一(ERSDAC) 11:20-11:40 RADARSAT及びSPOTの衛星計画 東 誠(Image One) 11:40-12:00 ---- 昼食&デモンストレーション ---- IKONOS画像を利用した3D-DB作製 鬼山昭夫(NEC) 衛星情報による災害解析手法の紹介WEB 原政直(VTI) IKONOSのデータ受信と配布について 大河内紀行(SpaceImage社) 13:10-13:30 QuikBird2のデータ受信と配布について 小平高敏(日立ソフト) 13:30-13:50 OrbView4のデータ受信と配布について 高石 哲(NTT Data) 13:50-14:10 地震電磁気観測衛星(DEMETER)計画 藤縄幸雄(防災研) 14:10-14:25 農林水産研究計算センターのSIDaB拡充計画 児玉正文(MAFFIN) 14:25-14:40 超高速ネットワークつくば 佐藤一雄(防災研) 14:40-15:55 ----- 休憩 ---- 地質利用の現状と問題点 佐藤 功(地質調査所) 15:10-15:20 防災利用の現状と問題点 大倉 博(防災研) 15:20-15:30 地図作製の現状と問題点 小荒井衛(地理院) 15:30-15:40 環境利用の現状と問題点 田村正行(環境研) 15:40-15:50 土木利用の現状と問題点 深見和彦(土木研) 15:50-16:00 森林利用の現状と問題点 中北 理(森総研) 16:10-16:20 農業利用の現状と問題点 斎藤元也(農環研) 16:20-16:30 総合討論 参加者全員 16:35-16:55 閉会の辞 宮川三郎(農環研計測情報科長) 16:55-17:00
連絡先 斎藤元也 genya@niaes.affrc.go.jp TEL:0298-38-8192 農業環境技術研究所 つくば市観音台3-1-1 児玉正文 mkoda@affrc.go.jp TEL:0298-38-7340 農林水産研究計算センター つくば市観音台2-1-2
宇宙開発委員会(1/31) 宇宙開発事業団地球観測システム本部 宇宙開発事業団地球観測センター 宇宙開発事業団地球観測データ解析研究センター リモートセンシング技術センター 地球科学技術推進機構