プラズマ計測装置(PLAM:Plasma Monitor)


PLAMは2008年度に国際宇宙ステーションへの搭載が予定されている宇宙環境計測ミッション装置:SEDA-APの観測装置で、宇宙機の帯電や放電の原因となる宇宙空間プラズマの密度と電子温度を計測します。

Where will it fly?

Heavens-Above : ISS - Orbit Data


プラズマ計測装置(PLAM)

 宇宙機の帯電や放電の原因となる、宇宙空間プラズマの密度と電子温度等をラングミューアプローブ法で計測する。
 PLAMセンサー部(PLAM-S)のプローブに金属球(図5.1.4-7 PLAMセンサー写真)を用い、プローブに可変電位を印可し、得られる電流−電圧特性を解析することにより、電子密度、電子温度を計測する。また、フローティングプローブによりプラズマ電位を計測する。
<仕様>





Langmuir probe
High Gain: −0.2 μA 〜 +2 μA
Low Gain: −0.04 mA 〜 +0.4 mA
Floating probe
High Gain: ±5 V
Low Gain: ±100 V
 重イオン観測装置に関しては、理化学研究所において照射試験を実施し、エネルギー分布、分解能の確認を実施し、所定の性能が得られていることが確認された。

Source: 宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)(宇宙環境研究システム/宇宙環境利用研究センター 成果報告書)

PLAMなリンク

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