想定東海地震発生領域の受動監視と能動監視の連携を探る
トルコの地震が発生し,防災の日も近づきなにかと”地震”関連のニュースがメデ
ィアを賑わす季節となってきました.
私どもの在住する静岡県には,東海地震が予測されてから,各種観測機器が配備さ
れ世界に類をみない観測態勢が展開されています.地震予知研究の難しさの一つの理
由は,我々が地下を能動的に,かつ時間変化まで含めて”みる(見る,観る,診る)
”ための道具をこれまで持っていなかったという事が上げられると思います.
今回,理化学研究所「地震国際フロンティア研究」と核燃料サイクル機構・東濃地
科学センター「陸域地下構造フロンティア研究プロジェクト」とのジョイントセミナ
ーを「想定東海地震発生領域の受動監視と能動監視の連携を探る」と題して開催した
いと思います.皆様の参加をお待ちしております.
日時 1999年9月2日(木曜日) 午後2時30分から5時30分まで
場所 東海大学清水校舎3号館 中会議室
タイトル 想定東海地震発生領域の受動監視と能動監視の連携を探る
講演
熊沢峰夫・他 「東海地震想定場の電磁監視にむけた提案」
横山由紀子・中島崇裕 「電磁アクロスについて」
長尾年恭・他 「理研フロンティアでの電磁界観測態勢」
備考 セミナーはオープンですので,どなたでもご参加頂けます.
なお講演終了後簡単な懇親会を開催したいと考えております.
こちらにもふるってご参加下さい.
[地震国際フロンティア研究]